Single Serve Brewing System

世界で最も嗜まれる飲料であるコーヒー。 なかでもエスプレッソ・ラテ等のスペシャリティコーヒーは、今最も人気の飲み物の一つと言っても過言ではないでしょう。 そのスペシャリティコーヒーを家で手軽に飲みたい! でも毎回温度に気を使ったり豆トントンしたりなんて大変! というわがままな人民の要求に応えるべく、開発されたのがネスプレッソを端緒とするカプセルタイプのコーヒー抽出システムです。

これらのマシンさえあれば、豆トントンや抽出条件や面倒なお手入れにおびえることなく、ご家庭で手軽にいつでも淹れたてのスペシャリティコーヒーを召し上がっていただけます。というわけで、オシャレライフに目がない私はいっちょ買ってみることにしました。

だがしかし、うまい話ばかりではないのが人生というもの。それはカプセルタイプのコーヒー抽出システムとて同じことです。現在多様なシステムが様々なメーカー・ブランドから発売されており、どれを選んだらよいのか正直迷ってしまうところです。また、こういったシステムはひげ剃りやプリンターと同じく、一度ハードウェアを買ってしまうとその規格にロックインされてしまうため、路線変更が難しく、最初の選択が異常に重要です。というわけで、気合いを入れて各システムを比較してみました。その結果明らかにひとつ優れたものを見つけられたので、ブログにも書くことにしました。

現在北米・欧州市場でメジャーなのは Nespresso / Dolce Gusto / Tassimo / Keurig の4つかと思われます。というわけでいままで謎に包まれていた、各システム主要機能比較を一挙大公開!

Nespresso Dolce Gusto Tassimo Keurig
Process Pressured Pressured Pressured Drip
Pressure 19 Bar 14 Bar 3 Bar X
Latte X OK OK X
Tea X OK OK OK
Milk X Powder Liquid X
3rd Party X X Several Various
Share Mid Small Small large
Design OK OK Good Bad
Vendor Krups Krups Bosch Keurig
Price $200~ $100~ $100~ $100~

・・英語ですみません。英語圏の人も知りたいかと思って英語にしてしまいました。グローバル化のせいだと思って、ご容赦ください。お詫びに各システムの特徴を簡単にまとめてみました。

  • Tassimo

    • エスプレッソだけでなくラテ・カプチーノ・モカ・クレマ等も可能
    • ラテのミルクが本格的なリキッドタイプ・フォームミルクOK
    • カプセルのバーコードをマシンが読み取り、抽出温度や量が全自動
    • Bosch デザインが比較的ミニマルで素敵・白がある!
    • 飲み物のブランドは Gevalia や Milka, Twinings 等選べる
    • スーパーで入手可能
    • 日本では一部の平行輸入業者でしか買えない


  • Nespresso

    • エスプレッソの味は最も評価が高い
    • 抽出圧もエスプレッソマシン並み
    • 北米・欧州・アジアで買える
    • 作れるのは頑にエスプレッソのみ・かんたんラテは不可
    • コーヒーブランドはほぼネスレのみ
    • デザインはまぁまぁ
    • 比較的手入れが面倒


  • Dolce Gusto

    • Nespresso の廉価版に流行のラテ機能を追加したもの
    • 抽出圧も Nespresso についで高い
    • 米・欧州・アジアで買える
    • ラテ用のミルクが粉末ベースで味気ない
    • コーヒー以外はラテ系のみ
    • カプセルブランドはネスレのみ
    • デザインはまぁまぁ
    • 手入れは Nespresso よりは簡単


  • Keurig

    • 北米では一番人気
    • 圧倒的なカプセルブランド数、スタバもあり
    • 北米以外ではあまり見ない
    • 実は単なるドリップコーヒーマシン
    • コーヒー以外は紅茶やココア等お湯注いで作れるもののみ
    • ラテやカプチーノに必要なフォームミルク不可
    • デザインが群を抜いてひどい


てっとり早く言うと Nespresso はエスプレッソしか飲めない、 Dolce Gusto はラテおいしくない、 Keurig はドリップコーヒー、という中で残るのが Tassimo です。ラテ・カプチーノ・エスプレッソからクレマ・モカまで多様なスペシャリティーコーヒーに対応。チャイティーやココアもOK。そして全システム中唯一の特徴なのが、マイクロプロセッサを搭載し、カプセルのバーコードを読み取ることで抽出量・温度・圧力を自動設定。ラテやカプチーノに対応しながらボタンひとつで煩わしい設定が不要で、世界で唯一「インテリジェント」なコーヒーシステムとうたわれる所以はここにあります。カプセルのサードパーティーブランドもまぁそこそこあり、欧州の Gevalia や Jacobs 、Milka や Twinings などが選べます。北米最大シェアを誇り最近スターバックスを Tassimo 陣営から奪っていった Keurig の多様さにはかないませんが、あちらは単なるドリップコーヒーなので、土俵が違います。日本で正規展開していない、シェアがわりと小さいのが玉にキズですが、それを補ってあまりある性能で、カプセルコーヒーシステムでは最もトータルバランスに優れていると思われます。また Bosch のデザインは比較的ミニマルで、最も長く使って飽きのこないものだと思います。

というわけで

  • Nespresso ほどの頑迷本格エスプレッソ性能は不要
  • ラテやカプチーノもおいしく楽しみたい
  • よくわからないけどインテリジェントとかいう単語に惹かれる
  • Keurigは家に置きたくない

といった層には(つまり自分)大変ぴったりのシステムだと思います。自分でもなぜそこまで Keurig を目の敵にするのかよくわかりませんが、ともかく Tassimo がいいと思いました。

さあ、というわけで次回はいよいよ開封&実際に使ってみた!編です。チャンネルはそのまま!

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